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川島 寿人; 星野 一生*; 清水 勝宏; Coster, D.*; Bonnin, X.*; 朝倉 伸幸; 畑山 明聖*; 滝塚 知典; Kukushkin, A.*; 鈴木 優
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国際トカマク物理活動(ITPA)のダイバータ/SOLトピカルグループにおいて、「ダイバータコード間のベンチマーク」が一つの課題である。この課題に貢献するため、原子力機構で開発したSOLDOR/NEUT2DコードとITERなどの設計検討に用いられているSOLPS5.0とのベンチマークを初めて実施した。両コードをJT-60Uに適用し、SOLPS5.0側で作成したメッシュを、SOLDOR側にも同じ構造で取り入れた。両コードにおいて、実験条件に合わせて、入力パワー,プラズマ端密度,ガスパフ量、そしてダイバータ排気量を入力データとして用い、粒子,熱拡散係数(0.3m/s, 1m/s)を与えることによって、両者ともに、JT-60Uの赤道面外側スクレイプオフ層の電子温度,密度分布の測定値をよく再現した。また、ダイバータプラズマの電子温度,密度、及び、中性粒子密度分布においても、両者でおおむね一致した。しかし、放射損失分布については、SOLPS5.0はピークし、SOLDOR/NEUT2Dは広がった分布を示し、取り扱っているモデルの違いが起因していることが予想された。今後、放射損失モデルを合わせ、より定量的にベンチマークを進める予定である。